ネパールへの道4
ランクルは快調に走り出した。
金はダムに着いてから払えばいいという話になってたけど走り出してすぐに運転手が金を払えといってきた。着いてからでいいだろうとなんだかんだいったもののガソリンスタンドに入ってそのガソリン入れる分とか含めて今払えと言われたからそのまま350元ずつみんな払った。

車は壮大な景色の中を突き進んでいく。
情報によるとチェックポイントはみっつ。
一つ目二つ目は余裕だけど三つ目のチェックポイントがけっこう厳しくやってるとのこと。
とりあえずチェックポイントの時だけ切り抜ければ余裕。
というよりもランクルできちゃえばそこから戻ることもできないしとにかく行くしか道はない。
もう断固としていけるつもり満々で本読みつつ楽しみながらダムを目指した。

第一のチェックポイントはシガツェをでてすぐにあった。
そこでパスポートと運転手にいわれて3人渡す。
少し待ってると警察がなにやらごちゃごちゃいってる。
運転手たちはなんか、放置プレイw
キムさんが耐え切れずのりこんでいった。
あー乗り込んでいったらいかんのじゃないですかと思ったけどどうにかうまいこといったらしい。
ラサに戻るにしても許可証ないしネパールにいくだけだから。
そう伝えて大丈夫だったとキムさんは笑う。

そこで前の運転手二人はうちらを助けるつもりは全くないということを知った。
シュンスケさんがキムさんに次からは中国語禁止でわからないふりをしてと忠告。
うちらが中国語わからなければ英語の話せない警察はドライバー達と話して解決するしかない。
うちらがなんちゃら〜するよりドライバーがうまいこと解決したほうがいい。
ってか金払ってるんだからお前らちゃんと送り届けろーいってことでドライバー達に任せることにしたw

そのドライバー達は大金を手にして心うきうき!
二人してはしゃいで歌ったりしながら楽しそうにドライブをしていたw

次のチェックポイントはラツェって町に入る前。
ここでもパスポートチェック。
警察が車まできて直接うちらからパスポートを受け取ってチェック。
ここはすんなり通してくれた。ラッキーラッキー!!

ラツェの町に到着。
標高はいくつだかわかんないけどめっちゃ高い感じがした。
4000moverは間違いないと思う。空気うっす!太陽ちっか!唇かっさかさ!!笑

ドライバー達は車を道路のど真ん中に止めて休憩だともいわずに勝手に飯をくいにいった。
うちらは食いにいっていいものかわからず結局ここで飯は食えなかった。
車のナンバーを控えたというキムさんはここに着いた時寝てたから同じくメシ食えず。
ナンバー控えたことで強気になってなんで飯の時間とか教えないんだとドライバーに対して闘志むき出しで怒ってた。まあまあまあまあ。とりあえずいければいいじゃないか、ダムに。

この中心にあるランクルがうちらの車。
IMG_2162.jpg
走ってるようにみえるけど止まっております。なにもこんなところに止めなくてもw
目の前にあるレストランはツアーできてる西洋人でいっぱいだった。
IMG_2161.jpg
ここのレストラン兼ホテルのみがどうやらこの町の観光客用の施設っぽかった。
その前には物乞いの人がたくさん。
この日差しの下物乞いをしなくちゃいけない環境にあるというのはけっこう辛い。
特に子供たちにとってみれば働くこともできずにいるのだからお金を持ってる外国人に寄ってくるのは当然っちゃあ当然。
そんな子を目の前にすると自分がどうしたらいいのかどうかがわからなくなる。
でもやはりお金をあげることが本当の意味で救うことになるとはやっぱり思えないからお金はあげなかった。
IMG_2160.jpg

そこから走り始めて1時間くらいのところだったっけかな?
次のチェックポイントがやってきた。
運転手は車を止めて一緒にこいといって先をいく。
向かった先はボーダーのイミグレみたいなところだった。

なんだかさっきとは雰囲気が違う。
どうやら警察の管轄ではなくてアーミー管轄の場所らしい。
もしかしてここが最後のチェックポイントか?
そんな考えが頭に浮かんだけど確かではなかった。
とにかく中へ。

中では軍服きた兄ちゃんがイミグレの係員のようにチェックしてここを通る人の名前を紙にかいていってる。
ドライバーのおっさんがその列に並ぶ。
うちらもそこにいろといわれてベンチに座って待ってた。
けっこう人の多いその列に並んで数分後。そのドライバーの番がきた。

なんだか、もめてる。


うちらが呼ばれた。
ドライバーはキムさんにいう。

「お前中国語喋れるだろ?お前が説明しろ!」

今回も投げやりだ。
でもキムさんはさっき言われた通りI CANT SPEAK ENGLISHって言って中国語を喋ろうとしなかった。
周りのドライバーたちもなんかいってるけど聞く耳もたず。
軍隊の兄ちゃんは許可証を持ってるか的なことをいってる。
もちろんうちらは持ってない。
シュンスケさんが英語でいう。
うちらはただネパールにいきたいだけ!ラサに戻るにしても許可証がないから戻れない!
NO CHINA!WE JUST GO TO NEPAL!
英語のわからない軍隊の兄ちゃんは困った様子。
少し待って上司らしき人がやってきた。
その人がうちらのパスポートをじっくりみて出した答えは、

「いかせてやれ」

だった。よし!OKOK!!
正直その時シガツェにきてから続いてる下痢がやばすぎて爆発しそうだった。
とにかく大丈夫ってなって即行トイレ!笑
どうにか爆発を防いで戻ってパスポートを受け取って無事にそこをぬけた。
お偉いさんは正直パスポートにの中のスタンプに興味があるようにしかみえなかったw
とにかく!!どうにか通り抜けた。

いろんな意味でほっとした。
車は壮大な景色の中を突き進んでいく。
その景色の向こうにはヒマラヤの山々がみえた。
IMG_2165.jpg
IMG_2163.jpg
IMG_2164.jpg

途中の看板が海抜8000mとかなってたけどありゃほんとじゃろうか?笑
エベレストはどれだっていろいろ探してたものの後々調べたらけっこう左のほうにあるみたいでみれたかどうかはわからない。

ダムの手前のところで最後のチェックポイントがあったけどそこは楽勝パスポートだしただけ。
手前の町で夜飯をくってラストラン!
雨が降る中走って若干土砂崩れで動けなくなったりもしたけどどーにか!ダムの町に到着した。
着いたのは確か11時前くらいだった気がする。
途中で朝に乗車拒否されたバスを追い越したんだけどあれに乗ってたらたぶん着くのは次の日の朝くらいになってたと思う。本当にラッキーだ。

着いたらすぐにボーダーいってネパール入りって考えもあったけどバスがでてる気配もないし雨降ってたし疲れたし下痢だしでその日は降ろされた目の前にあったホテルに泊まった。
3人で泊まって一人50っていわれたとこをディスカウントして30元。

シャワーあびるのに10元とかふざけたことをいってて結局シャワーを浴びることはできなかったけどもうダムにつけただけで幸せだった!
それだけでいい!今日ここで寝れて、明日ネパール入りできること以上に幸せなことはなかった。
いろいろあったけど、やっとついたぞダム!
夢にあでみたダム。本当に嬉しくてしょうがなかった。
ネパールへの期待を胸に、この日は深い眠りについた。
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旅行・観光ガイド たびすまいる
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2009 / 06 / 24 ( Wed ) 05:13:21 | Tibet | TrackBack(0) | Comment(0) | トップ↑
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